About

風を起こし、土を育て、 豊かな風土を未来につなぎなおす。

Soft

Hard

Soft

Stapleは、魅了されたご近所の風土を読み解き、その価値を未来へつないでいくためのソフトなインフラを育てるデベロッパーです。 私たちは、都市、ローカル、自然が断絶を越えてつながり合い、互いに豊かさを分かち合える未来を目指しています。そのために、地域の価値を再発見し、人々が交流を通じて新しい価値を創出する「ソフトなインフラ」を提供します。

ご近所とは、じんわりと自分もその一部なのだと感じることができるまち。商店街の会長も、移住してきた若者も同じテーブルにつく。まちゆく人々が時間とともに多様化し、可能性に満ちた偶然な出会いが生み出され続ける、そんな場所です。人が人を思い、生活に近接した自然環境を思う。

そのやさしい連関をつむぐため、多様な思想や文化を受容する柔らかな姿勢をもち、密度の濃いご近所に連続的に場を開発していくことで、より広く多様な人々が地域と関わり、徒歩圏内のご近所から草の根的に世の中が少しずつ変わっていく未来を信じて活動しています。

Context

この時代に、
Stapleが生きる意味

隣人との関係性が希薄になるなかで、人口が減っていくなかで、災害が増えるなかで、私たちはなにができるだろうかと常々考えます。その地域へ通うファン層や新たな何かを生み出そうとする挑戦者層があらわれ、世界中からゆるやかに訪問者が増え続け、地元の八百屋へは数キロ圏内の野菜がならび、エネルギーは地域から生まれる再生可能なものがフル活用され、失われかけている地域のお祭りやクラフトが新たな形で未来へつながるー。Stapleが関わることで、そんな地域を増やしていくこと。それが私たちができることだと、今改めて確信しています。

第二次産業革命以後、経済成長を追求するあまり、人々は都市に集中し、どこに行っても同じモノが手に入る均質化の時代が訪れています。その結果、各地の文化や自然資源が失われつつあります(図の左側)。Stapleは、こうした流れを逆回転させ、自然資本を持続させ、文化が強固になり、経済がローカルで完結するような『地域の身の丈にあった経済』を目指しています。

私たちは、モノは地域内で循環し、人々とアイデアが地域を越えて行き交う、新しい経済の形を育てていきたいと考えています。

「ニューローカル」を呼ぶ
「ニューインフラ」

Stapleでは、街にかかわる人々を地元民/観光客と単純に二分するのではなく、地元民という「ローカル」に加え、関係人口である「ニューローカル」、「リピーターやファン」、そして「観光客や訪問者」も潜在的なローカルと定義しています。観光や旅行で訪れた人々がその街の空気に惹かれ、「ニューローカル」となり、こうした4層のローカルがやがて「地元」を通じて仲間として結びついていくことが、地域の活性化への大きな一歩になると考えています。

ニューローカルを呼び込む、魅力的なニューインフラをつくること。 さまざまなニューインフラを整え、3層のローカルにとって住みよい街をつくること。その土地を表す旅館やホテルから、ワークスペース、街の銭湯、コーヒーが美味しい喫茶店、地元の自然食材が並ぶ八百屋からゆくゆくは学校まで──ご近所という徒歩圏内の生活基盤において、そういった柔らかくも必要不可欠な「ニューインフラ」を整えることで、日常のあらゆる場面でその土地の歴史・風土が反映された素材や食材、エネルギーを生産・消費するきっかけをすべての人々に届けることができるのです。

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今見える3つのアプローチ

変化を前提とするStapleのアプローチは常に発展途上です。誰もが参加しやすいようにあえて余白を残した場づくり・まちづくりを行い、土地の時間とコミュニティに寄り添いながら、ローカルの人々とともにご近所の未来を考え続けています。

  • 徒歩圏内の『ご近所』

  • 歩く事は、人が日々行う最小単位の行動であり、最重要な行動でもあります。ご近所を歩くと知り合いや友人に偶然会って立ち話ができたり、八百屋で店主から今日のおすすめを教えてもらったり、公園では犬や子供たちが駆け回る。物理的に近いことで交流と結束が強まり、温かくて親しみやすい安心安全なコミュニティ感が育つ。ご近所の外から訪れた人も地域の人々やイベントとの偶発的な出会いが起きやすく、歩いたり、自転車で生活できたりしたら環境にも優しい。そんな範囲内で豊かな生活が生まれるような開発をし、育てていくことに意味を感じています。

  • インターローカル - 都市と地方と自然が繋がる

  • 関わるご近所に渾身の点を打つように、人々の目的地となる個性派のホテルをつくることは、地域一帯の価値を高め、世界に知ってもらうきっかけになると考えています。加えて「街のリビングルーム」となるような地域へと活動を広げるもう一つの点となる施設を手がけたとき、3層のローカルの交流は弾み、同じ場所や経験を共有することで人々の間に仲間意識・帰属意識が芽生えていきます。高さをつくり、横の広がりを相互作用させると街の受容できる体積が広がり、多様性を受け入れる土壌が耕されていきます。

  • インターローカル - 都市と地方と自然が繋がる

  • 都市或いはローカルに拠点を置きつつ、もう一つのローカルへ通いつづけたり、海・山・川などの自然へ入ったりする「A面とB面のあるライフスタイル」を続けると、個々の見識やネットワークが広がり、人生が豊かになるだけでなく、各人が触媒となって各ローカルに新しいアイディアや感性が駆け巡らせる作用があると考えます。Soil workというコミュニティを作り、運用することでStapleが関わるローカルからローカルへそのような効果を生むことを目指しています。

Profile

会社概要

会社名 株式会社Staple
役員 岡 雄大(代表)
小林 亮大
梅田 優祐
アドバイザリーボード
(ご近所未来会議)
御立尚資
澁江俊一
石川由佳子
従業員 73名
(子会社及び関連会社含む)
設立 2018年11月5日
資本金 94,730,000円
(資本準備金含む)
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