Who We Are

Staple a soft developer.

Staple a soft developer.

Stapleは、広島・瀬戸田(ローカル)と東京・日本橋(都市)に拠点をおく ソフトデベロッパーです。

Hard

Soft

Stapleは、津々浦々旅をする中で出会い、縁ができ、魅了されたエリアに狙いを定め、場やまちの企画・開発・運営を一気通貫で行うソフトデベロッパーです。

「ソフト」とは、柔らかくあること。人が人を思い、人が近接した環境を思う。その連関をつむぐため、多様な思想・文化・生物を受容する柔らかな姿勢のことです。

「デベロッパー」とは、街や不動産、人々のアイディアを開発していく存在のこと。人と人、人とモノ、人とアイディアの距離が近い、「密度の濃い」街や関係性の中でこそ、多様性を重視した開発の価値は最大化されると信じています。

Stapleが思い描く「ソフトな街」は、じんわりと自分もその一部なのだと感じることができる街。

少し歩けば顔なじみに会い、近況を語る。
採れすぎた野菜はおとなり同士でおすそ分け。
その街を離れる子どもの出発をみんなで寂しがり、帰省をみんなで出迎える。
伝統のお祭りは「面倒だ面倒だ」と言いながら本気で取り組み、顔をほころばす。
街角のバーでは、昔から住む人も、初めて訪れた人も、一緒になって酒を酌み交わす。
集えば街の未来を語り、地域で育つ子供たちが将来も住みやすい街について議論する。

街を歩く人の構成が絶えず変化し、可能性に満ちた意外な出会いが生み出され続ける、密度の濃い、偶然の生まれやすい環境が「よい街」を育てると信じています。

Context

この時代に、
この国に
Stapleが生きる意味

都市への一極集中は三次産業の効率化を促し、就業就学の機会を増幅させてきましたが、その反面、地方にしかないライフスタイルや自然豊かな風景を際立たせてきたように思います。

都市化は社会的分断、孤立や過密などの副次的問題も多く内包し、人類が直面する大きな社会課題の一つですが、交通網、通信網、スーパー、コンビニなど生活に必要なインフラが全国どこでも整っている日本においては都市部ではなく地方にこそ、未だ見ぬ機会があるのではないでしょうか。

Stapleは、都市を中心に生きる人々が地方の街を訪れた際、その可能性に存分に気付けるような場づくり・まちづくりを行い、都市一極集中以外の選択肢を社会に示すことができたなら、その存在意義を十二分に発揮できたことになると考えています。

「ニューローカル」を呼ぶ
「ニューインフラ」

Stapleでは、街にかかわる人々を「地元民/観光客」と二分せず、地元民というローカルに加えて、関係人口は「ニューローカル」、そして旅行者も潜在的なローカルとして「ポテンシャルローカル」と定義しています。観光や旅行で訪れた人々がその街の空気に惹かれてニューローカルとなり、3層のローカルがやがて「地元」を通じた仲間へと団結していくことが、活性化への大きな一歩となるのと考えています。

ニューローカルを呼び込む、魅力的なニューインフラをつくること。 さまざまなニューインフラを整え、3層のローカルにとって住みよい街をつくること。その土地を表す旅館やホテルから、学校やワークスペース、街の銭湯、コーヒーが美味しい喫茶店、そして地元の自然食材が並ぶ八百屋まで──街というミクロな生活基盤において、そういった柔らかくも必要不可欠な「ニューインフラ」を整えることで、日常のあらゆる場面でその土地の歴史・風土が反映された素材や食材、エネルギーを生産・消費するきっかけをすべての人々に届けることができるのです。

Scroll

今見える5つのアプローチ

変化を前提とするStapleのアプローチは常に発展途上です。誰もが参加しやすいようにあえて余白を残した場づくり・まちづくりを行い、土地の時間とコミュニティに寄り添いながら、ローカルの人々とともに街の未来を考え続けています。

  • 高さと横の広がりを作り、多様性の土壌を耕すこと

  • 街に渾身の点を打つように、人々の目的地となる個性派のホテルやレストランをつくることは、地域一帯の価値を高め、世界に知ってもらうきっかけになると考えています。加えて「街のリビングルーム」となるような地域へと活動を広げるもう一つの点となる施設を手がけたとき、3層のローカルの交流は弾み、同じ場所や経験を共有することで人々の間に仲間意識・帰属意識が芽生えていきます。高さをつくり、横の広がりを相互作用させると街の受容できる体積が広がり、多様性を受け入れる土壌が耕されていきます。

  • 参加型まちづくりのプロセスを発信し、シビックプライドをより強固なものに

  • Stapleは、ソフトデベロッパーとして、世界中の先進事例を学び活かすことよりも、街の50年後の姿をローカルと議論しながら共に向かうべきヴィジョンをつくっていく参加型まちづくりを基本形とします。
    人々は場や経験の共有を通じてシビックプライドを持つ仲間になり、やがてそれは地域における集団的アイデンティティを形作っていきます。シビックプライドをより強固にすることが街に活力をもたらすと信じ、まちづくりにおける協働のプロセスを記録し、ローカルメディアとなり、発信していきます。

  • 参加型まちづくりのプロセスを発信し、シビックプライドをより強固なものに

  • 情報のグローバルソーシングとマテリアルのローカルソーシング

  • Stapleのローカリゼーションの追求は、ローカルに閉じこもるということではありません。素材や食材、エネルギーすべてを生活圏内で循環させることができると、レジリエントな地域となり、また再現性のない唯一無二の個性を持つ土地として世界に存在感を放っていきます。

    グローバルとローカルをつなぐ役割を意識して、Stapleの施設では、提供するサービスや食材などのローカル比率を高めながらも、その表現はしっかりと世界の流れを学びつつ、新しいものを生み出そうと日々奔走します。

    こうして人々の「地元」への帰属意識や誇りをアップデートすることで、ローカリゼーションと外に向けて開かれていくことが両立可能です。その状態を持続可能なものにするために、地元の人たちと常にコミュニケーションを取り、地元の魅力を学び合い、新しさを共に生み出していけるような場づくりを手がけています。

  • 運営を通して、その街に根付き、交流を広げ、日常を形成する

  • その街に場という「点」をうち、根差し、根を広げ、その街の日常をつくっていく。そんなイメージをもって運営を行います。 根差し、広がる行為はその「点」を毎日愛情を込めて丁寧に紡いでいくことにより成り立つものです。街を構成する「点」の担い手たちが、その土壌に根を張り巡らせ、交流し、その輪が広がり、コミュニティが生まれ、また新たな場が街に生まれたり、アイデアが事業として形なる可能性が高まります。そのような土壌に惹きつけられ、未来の担い手たちが街の内外から集い、密度が高く多様な街が構成されていくことを目指します。

Basics

会社概要

会社名 株式会社Staple
役員 岡 雄大(代表)
小林 亮大
梅田 優祐
従業員 73名 (子会社及び関連会社含む)
設立 2018年11月5日
資本金 94,730,000円 (資本準備金含む)
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